三菱重工East・山中

　2024年度社会人野球表彰（主催・日本野球連盟、共催・スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社、協賛・シチズン時計、ネクストベース）のベストナイン部門、個人表彰選手が9日、別表の通り発表された。オリックスからドラフト4位指名を受けた三菱重工East・山中稜真内野手（23）らが受賞。また、23歳以下による「第5回U23W杯」で優勝した日本代表には日本野球連盟特別賞が贈られる。12日に都内で表彰式が行われる。 　【選考過程】 　＜投手＞都市対抗優勝での橋戸賞、日本選手権も優秀投手賞で、年間最優秀防御率1・04をマークした本間（三菱重工East）が文句なしの受賞。 　＜捕手＞本間ら投手陣を好リードし、日本選手権でも打率・417で優秀選手となった対馬（三菱重工East）が選出。 　＜一塁手＞都市対抗、日本選手権の2大大会で安定した数字を残した山中（三菱重工East）が接戦を制した。 　＜二塁手＞日本選手権は打率・563で首位打者を獲得した佐藤（トヨタ自動車）が受賞。年間打率・424に加え、安定した守備も評価された。 　＜三塁手＞都市対抗では打率・533で首位打者に。JABA大会でもコンスタントに成績を残した野崎（西濃運輸）に。 　＜遊撃手＞ポジションの性格上、打撃より守備面を重視する選考となり、和田（トヨタ自動車）が競り勝った。 　＜外野手＞年間最多打点の逢沢（トヨタ自動車）、年間首位打者賞の吉岡（王子）網谷（ヤマハ）の3人が選出された。 　＜指名打者＞都市対抗初戦で1試合2発を放ち、同大会打撃賞に輝いた下山（東芝）が選ばれた。