【新市長・広沢一郎氏生直撃】珍政策「コアラの抱っこ」とは?
名古屋市の新市長・広沢一郎氏が、中京テレビ「キャッチ!」選挙特番に生出演。市民税10%減税や名古屋城木造復元もついて語るなか、最重点政策の1つとして打ち出していた、ある“ユニークな政策”についても聞きました。
珍政策「コアラの抱っこ」とは?
広沢さんが“最重点”政策の1つとして打ち出していたのが、『東山動植物園』のコアラを抱っこできるようにするというもの。なぜ、コアラに抱っこを思いついたのでしょうか? 広沢さん: 「実際、私もオーストラリアへ行って、2回ほど(コアラを)抱っこしたことがありまして。今年の春も実は家族旅行で行ったんですが、人気すぎて抱っこできなかったという、そういうこともあります」 自身もコアラが好きだという広沢さん。オーストラリアで体験した“コアラの抱っこ”について、「感動します。やっぱり動物を身近に感じるという意味もあってですね」と明かしました。 『東山動植物園』に聞いてみたところ、“コアラの抱っこ”について、意外な回答がありました。
一般人がコアラを触ることを許可していないという『東山動植物園』。同園では、コアラを譲り受けたオーストラリアの環境省などと『東山動植物園』の間で、“一般の人にはコアラを触らせない”という同意書が、すでに結ばれているといいます。寝ている時間が1日20時間と非常に長いコアラ。“抱っこ”によるコアラのストレスがかかることも指摘されています。これだけ聞くと、難しそうな気もしますが、、、 広沢さん: 「オーストラリアでも、コアラが抱っこできる州とできない州に分かれていまして、東山(『東山動植物園』)に来ている『タロンガ動物園』などがあるニューサウスウェールズ州は許可をしていないんです。名古屋の姉妹都市のあるシドニーのある、ニューサウスウェールズ州から禁止です。主にやっているのは、クイーンズランド州、サウスオーストラリア州、オーストラリアの中で3つの州は許可をしている。国の中でも対応が分かれるので、実現の可能性があるとしたら、そういう許可をしている州と提携をして、そこから新たに例えばコアラを借りてくるなり、譲り受けるなりして、そこで新たな施設として抱っこをすることになります」