大阪市・大規模接種センターでのワクチン接種 6月7日から開始
大阪市の松井一郎市長は27日午後、大阪市役所で定例記者会見を開き、新型コロナウイルス感染症を収束させ、市民が一日も早く安心した暮らしを取り戻せるよう、各区に設置しているワクチン集団接種会場とは別に、大阪市大規模接種センター(インテックス大阪会場)を開設すると発表した。 【中継】大阪市・松井市長が定例会見(2021年5月27日)
接種期間は6月7日から3か月程度
発表によると、接種期間は6月7日から3か月程度で、接種対象者は令和3年度中に65歳以上に達する大阪市民(昭和32年4月1日以前に生まれた人)。時間は午前9時から午後9時まで(土・日または祝日を含む)となっている。
予約開始は6月1日午前9時から
予約開始は6月1日午前9時からで、予約可能日は6月7日から13日までの1週間分となり、その後、毎週火曜日にその翌週の月曜から日曜までの分の予約を受け付けるとしている。予約は「大阪市ワクチン予約システム」のみで受け付ける。 接種可能者数は1日あたり3500人としているが、6月7日から13日までは1800人から3000人の接種を行う予定となっている。接種されるワクチンは「モデルナ社製」で、接種者は歯科医師。接種の可否を判断する問診は、医師が実施するとしている。
会場へは梅田・難波・天王寺の各ターミナルなどからシャトルバス
接種会場へのアクセスとして直通のシャトルバスも用意する。会場の最寄り駅となるOsaka Metroニュートラム・中央線「コスモスクエア駅」からは15分間隔で運行。Osaka Metroニュートラム・四つ橋線「住之江公園駅」からは30分間隔で運行される。 また、梅田・難波・天王寺の各ターミナルからも30分間隔で運行されるとしている。
松井市長は今回の接種について「あせらず落ち着いて手続きいただくようにお願いします」と市民に呼び掛けている。