「オイオイオイ」 東京~新宿間は210円→260円に JR東日本、2026年に運賃を値上げ 「初乗りが160円の時代かぁ」
東日本旅客鉄道(JR東日本)は6日、2026年3月に運賃を改定(値上げ)すると発表しました。 【画像】東京駅から主要駅までの値上げ幅 値上げ後の初乗り運賃は、きっぷの場合は160円(10円値上げ)、ICカードの場合は155円(8~9円値上げ)となります。 これまで首都圏では他のエリアよりも安い「電車特定区間」「山手線内」の運賃を設定していましたが、改定後は共通の「幹線」運賃に統合します。このため首都圏内で比較的長距離を移動する場合、運賃の値上げ幅が大きくなります。 なお、これまでは一部の区間できっぷよりもICカードの運賃が高くなる場合がありましたが、一律で運賃が「IC≦きっぷ」となります(小児の一部区間を除く)。 定期券の料金も運賃の値上げと同様に改定され、通勤定期は7.2~22.9%の値上げ、通学定期は0~16.8%の値上げとなります。
東京駅から主要駅までの値上げ幅は?
例えば東京~新宿間は210円から260円に(50円値上げ)、東京~横浜間は490円から530円に(40円値上げ)、東京~大宮間は580円から620円に(40円値上げ)、東京~千葉間は660円から720円に(60円値上げ)となります(いずれもきっぷを利用の場合)。
その他の特別な取り扱いも一部変更に
このほか、国鉄時代に他の鉄道事業者と競合している区間に対して設定されていた「特定区間」運賃についても、一部の区間を廃止します。 また、東京~熱海間は東海道新幹線と東海道線を同一の線路として運賃を計算する取り扱いも廃止となり、別路線として扱われるようになります。 なお現行の電車特定区間・山手線内の運賃には「鉄道駅バリアフリー料金」として10円が一律加算されていますが、改定後は廃止となります。 値上げ後の運賃は、国土交通大臣の認可を経て正式に決定します。
SNSでも反応続々
JR東日本の運賃改定に対し、X(Twitter)でも早速「一気に値上げしてきたな……」「オイオイオイ」「初乗りが160円の時代かぁ」と困惑の声が多く上がっています。
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