ソフトバンクG、AI投資が好調 中間決算で3年ぶりの黒字転換
ソフトバンクグループ(SBG)が12日発表した2024年9月中間決算(国際会計基準)は、最終的なもうけを示す純利益が1兆53億円で、中間期として3年ぶりに黒字に転換した。前年同期は、過去最大の赤字(1兆4087億円)だった。投資先のAI(人工知能)関連企業の株価が向上した。 AI関連企業に出資する「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」の投資事業が好調で、投資利益は6103億円と前年同期(1811億円)を上回った。インド市場などで投資する企業の新規株式公開(IPO)も続いた。 SBGは「守り」の姿勢から一転、AI投資を加速させている。
朝日新聞社