3度目「大阪都構想」「2回ペケって言ってる」と市民困惑 大阪維代表戦で熱く語り圧勝の吉村代表
■すでに3回目の都構想への挑戦を明らかにしていた?
街の皆さん、さまざまな声がありました。過去、2度否決されている住民投票ですが、その状況で、吉村さんは「大阪都構想」3度目の挑戦に意欲を示しているという状況です。 実は2023年4月9日には関西テレビの放送で、吉村さんはすでに3度目への挑戦を明らかにしています。 【大阪維新の会 吉村洋文代表】「この(大阪都構想)思いについては、大阪維新の会として変わることはない。 すぐやるわけではないか、大阪府・政令市と都道府県問題は全国の問題。そこを大阪都構想で突破していくのは本来の在り方だと思っている」 【ジャーナリスト 鈴木哲夫さん】「2023年の統一地方選挙の番組配信の時、結構突っ込んだんですよ。そうしたら都構想は、ある意味では、維新の看板だと。大阪だけの問題じゃなくて、日本の自治の仕組みを変えるきっかけにしたいってことなんですよ」 「大阪と同じように二重行政、例えば横浜市と神奈川県とか、福岡市と福岡県など、いっぱいある。『日本の自治の仕組みを変えるんだ』という大きな看板。これは自分としては思いがあるって言ったんですよ。だからそういう思いがずっとあった」 「それから今度、維新の国政の代表選挙もあります。維新を立て直すために、やっぱり看板が何かほしい。その時に、要するに『無駄をなくす、無駄をなくす』だけじゃなくて、日本全体の地方自治の仕組みを変えるんだと。その先には道州制とかも掲げても良いと思う」 「そういうもので多分、動きだしたんだろうって。これは僕のヨミですね。ただそれを府民がどう判断するというのはまた別です」 一方でかなりの接戦とはいえ、過去に2度否決された都構想をもう一度というのは、理解を得るハードルもあがりそうです。 【関西テレビ 加藤さゆり報道デスク】「2回ともかなりの僅差で反対に決まったわけですけれども、経費も10億円ぐらい投票にかかっています。なので、そういうことももう少し加味しながら、議論を進めてほしいと思います」 ゼロベースで検討して行くということですが、今後の動きに注目したいと思います。 (関西テレビ「newsランナー」2024年11月20日放送)
関西テレビ