「一番でいたい。老害と呼ばれてもね(笑)」50歳になった“デスマッチのカリスマ”葛西純が「リングの上なら死んでもいい」と言わない理由
「血を流すのはリングの上だけでいい」
左腕のバンデージには、いつもペンで「Against War」と書いている。ロシアがウクライナに侵攻した時から書くようになった。 「極端な平和主義者ってことでもないんだけど、やっぱり子供がいるとね。そういうことも考えるようになりますよ。それに自分が血を流してるんで。“血を流すのはリングの上だけでいい”って思うんですよ」 血が見たいなら俺たちを、デスマッチを見に来いと葛西は訴える。葛西にとってリングは限りなく自由で、なおかつ死を意識する場所だ。プロレスができなくなる日は必ず来る。だからこそ、いつか来るその日まで妥協したくない。そして妥協しないプロレス人生を送っているから、年齢を重ねることをレベルアップだと言えるのだ。
(「濃度・オブ・ザ・リング」橋本宗洋 = 文)
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