【箱根駅伝】東洋大、20年連続シード権獲得は「最低限の目標」梅崎蓮主将は「自分がキーマン」
東洋大が来年1月の箱根駅伝で史上最長の20年連続シード権獲得を目指す。 9日、東京・白山キャンパスで壮行会を開催し、エントリーメンバー候補が参加。酒井俊幸監督は「最低限の目標は19年連続シード権獲得の更新。上位をしっかり狙っていかないといけないチーム」と見据えた。 「エース」には関東インカレ1部ハーフマラソンで3年連続表彰台の梅崎蓮主将(4年)を指名。前回大会ではエースが集う2区で8人抜きの快走を見せ、区間6位の走りで総合4位に貢献した。 指揮官からの期待の声を伝え聞いた梅崎は「え、そうなんですか。自分がエースだと思うことはあまりないですが…」と驚きの表情。ただ、最終学年で迎える箱根路へは強い使命感があり「前回以上の走りを求められていると思う。良い走りをして、チームを勢いづけられる走りをしたい。キャプテンとして、自分がキーマンになると思う」と決意を込めた。 東洋大は今季の駅伝シーズンで、10月の出雲駅伝11位、11月の全日本大学駅伝13位と苦戦中。箱根駅伝では、継続中の連続シード権獲得記録の更新が第一目標となる。梅崎は「4年間の集大成となる。主将としてしっかり走ればチームのみんなもおのずと良い結果で走ってくれる」と力を込めた。