文科相、佐渡金山の果報待ちたい ユネスコの評価、近く判明
盛山正仁文部科学相は4日の記者会見で、政府が世界文化遺産への登録を目指す「佐渡島の金山」について、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関が近く明らかにする評価結果への期待を示した。「そろそろという感じだ。文化的価値が評価されることを期待して、果報を寝て待ちたい」と述べた。 盛山氏は「世界の鉱山で機械化が進む16世紀から19世紀にかけて、伝統的な手工業により世界最大級、最高品質の金生産を実現した」と強調。朝鮮半島出身者の強制労働があったとする韓国の主張については「江戸期のあたりに手で掘っていたというのがポイントだ。韓国が主張するような強制労働は明治期以降の話だ」と指摘した。