【NFL】パッカーズHCラフルアーという“トップクラスのOC”との対戦に備えるバイキングスDCフローレス
ウィリスが先発するか、QBジョーダン・ラブが先発するかにかかわらず、ラフルアーHCは自身がどんな状況にも対応できるゲームプランを構築する名手であることを、フットボール界に改めて示している。
フローレスDCは「正直なところ、マット(ラフルアーHC)のような相手に対しては、先手を取るためにできる限りのことをしなければならない」とコメントし、次のように続けた。
「マットがウエストコーストオフェンスを得意としながら、一転して、ゾーンリードやRPO(ランパスオプション)、カウンターリードまで取り入れているのは本当にすごいことだと思う。そのことがあまり語られていないのは残念だ。見ていて感動する。間違いなく、彼は非常に優れたコーチの1人。リーグでもトップクラスだ。クオーターバックが誰であれ、これは確実に難しい試合になるだろう」
ラブは週の初めに制限付きで練習に参加する見込みで、ラフルアーHCはラブに関して“日々の経過観察”が必要だと指摘。ラフルアーHCには、先発が誰になるかを明かす理由はない。代わりに、この名将はフローレスDCを悩ませ、どちらのオプションにも備えさせるつもりだ。
フローレスDCは「もちろん、彼にはさまざまなプレースタイルの選択肢があるだろう。ディフェンスより先手を取ろうとしているのは明白だ。彼らはランを使い、スクリーンパスを投げ、ドロップバックもするし、プレーアクションやRPOも取り入れており、すべてのプレーで相手のバランスを崩そうとしている。一部のコーチには、特定のスタイルで試合を組み立てる才能があり、彼は長い間、その点で素晴らしい仕事をしてきた」と語った。
NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)北地区の首位がかかったこの試合で、それぞれの分野で最高の頭脳を持つ2人が知恵比べを繰り広げることになる。