DeNA・山本が3100万円増で更改「来季は圧倒的な成績でリーグ優勝を」
今季、正捕手の座を奪取したDeNA・山本が横浜市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、3100万円アップの年俸5400万円で更改。今季は9月に右尺骨骨折で離脱も104試合に出場して打率.291、5本塁打、37打点でベストナインとゴールデングラブ賞に輝き、攻守でチームを支えた。 シーズン終盤のケガのため規定打席(443)に40打席届かなかった点がマイナス査定となり、3倍増とはならなかった。「もう少し上がるかなと思ったけど。そこは冗談として、来年頑張ろうという気持ちになっている」 アップ率に少し悔しさをのぞかせながら、それも来季の糧(かて)にするのが山本。来季目標に打点アップとリーグ優勝を掲げ「僕がしっかりしないとリーグ優勝はできない。(個人的には)打点にこだわり、今年の成績に甘んじることなく圧倒的な成績を残したい」と力を込めた。 ケガのため、有力候補だった11月のプレミア12では侍ジャパン入りも逃した。ただ、例え故障が代表漏れの要因でも「出られないのは自分の弱さ。“まだ早い”と言われてると思う。26年のWBCには出たい。来年1年が大事」と強調。侍ジャパン入りも見据え来季の飛躍を誓った。