【アンチSUV】スタイリッシュなドライビングプレジャーとラグジュアリーを備えたグランツーリスモ 新型「メルセデスAMG CLE 53」初試乗記
唯一の欠点は、音を立てて勢いよく走ることだ。なにしろ、後輪に扁平率30%の20インチタイヤを装着しているのだから・・・。このシステムの2つ目の小さな欠点は、「CLE 53」は高価なプレミアムガソリンを大量に消費することだ。テスト走行では、11リットル近く(リッターあたり約9km)を消費した。
マルチメディアは最高レベル
インテリアは、再び気分を落ち着かせてくれる。ここでは、すべてが念入りに、かつ精巧に配置されており、運転システムとマルチメディアシステムは最高レベルで機能し、全体は非常に快適なシートで完結している。
無論、この種のスーパーカーは、安くない。メルセデスAMGは、「53」シリーズのクーペに最低でも92,285ユーロ(約1,450万円)を要求している。さらに、フルサポート、豪華にアレンジされたカーボントリム、最高級Eシート、そしてもちろん、魅惑的なサウンドのバーメスター製サウンドシステムには、もう1桁多い数字が要求される。
結論
「CLE 53クーペ」のパワフルな6気筒エンジンは、パワーと個性を兼ね備えた完璧な駆動システムだ。全体として、この車は高いオールラウンドな潜在能力を備えた素晴らしいクーペとして生きているのだ。夢の車?いずれにしても、法外な価格がこの主張を完全に裏付けている。
Berend Sandars and Jan Horn