青森山田が初の8強 延長十回、広陵にサヨナラ勝ち センバツ
第96回選抜高校野球大会は27日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で2回戦があり、青森山田が延長十回タイブレークの末、6―5で前回大会4強の広陵(広島)にサヨナラ勝ちし、準々決勝に進んだ。 【熱戦を写真で】広陵-青森山田(2回戦) 青森山田は3回目の出場で初の8強入り。青森勢の準々決勝進出は2012年大会の光星学院(現・八戸学院光星)以来、12年ぶり。 昨秋の中国大会優勝の広陵は、2年連続のベスト8はならなかった。中国勢は姿を消した。 青森山田は第9日(28日)第3試合の準々決勝で中央学院(千葉)と対戦する。 ◇青森山田、接戦を制す 青森山田が延長タイブレークにもつれ込んだ接戦を制した。八回に2点差を追いつき、九回は佐藤隆樹の3点三塁打で同点にすると、十回無死満塁から原田の中犠飛でサヨナラ勝ち。広陵の先発・高尾は七回まで安打を許さず、12三振を奪ったが、最後に力尽きた。