【阪神大賞典】データは有馬記念組が優勢も安定感あるテーオーロイヤルに注目 参考レース振り返り
ダイヤモンドS【データ:C メンバーレベル:B】
過去10年の成績【0-1-2-15】勝率0.0%、連対率5.6%、複勝率16.7% 過去10年で優勝馬こそ出ていないが、16年タンタアレグリアは4番人気2着、20年メイショウテンゲンは4番人気3着、21年ナムラドノヴァンは9番人気3着と好走。複勝回収率169%という成績を残している。 スタート後200~600m地点まではヒュミドールとグランスラムアスクが競り合い11.0-11.7のラップが刻まれたが、スタンド前ではヒュミドールが逃げる形となりペースは落ち着いた。ほぼ縦一列で淡々と流れて迎えた最後の直線は、残り400m標識を過ぎたあたりからゴールまでテーオーロイヤルとサリエラの一騎打ち。クビ差でテーオーロイヤルが制し、勝ちタイム3:30.2で2年ぶり2度目のダイヤモンドS勝利となった。 テーオーロイヤルは斤量58.5kgを背負っていたが、ここは地力の高さを証明。3000m以上のレースでは【2-1-1-0】と安定感抜群で、今回も上位争いを期待したい。 ワープスピードは道中7番手追走から、上がり最速タイの33.7で追い込むも0.2秒差の3着。テーオーロイヤルには格の違いを見せつけられる結果となったが、ステイヤーとしての素質は高い。
万葉S【データ:C メンバーレベル:C】
過去10年の成績【0-0-1-6】勝率0.0%、連対率0.0%、複勝率14.3% 万葉Sからの参戦は過去10年で7頭あり、22年シルヴァーソニックが3着に入っている。 好スタートからビジンが逃げるも、1000mを通過したところでジャンカズマがハナを奪った。その後は2周目の3角手前辺りで、再びビジンが先頭に並びかける展開に。最後の直線は各馬が横に広がるも、道中後方2番手で脚を溜めていた格上挑戦のメイショウブレゲが外から突き抜けた。 ジャンカズマは最後までしぶとく粘っていたが、ゴール前で差されて0.4秒差の4着。プリュムドールは最後方から伸びるも6着だった。勝ち馬のメイショウブレゲを含めた3頭とも一気の相手強化で、どこまで通用するかというところだ。