【ヴィクトリアM】馬場状態から浮上するのはこの馬だ
「ヴィクトリアマイル・G1」(12日、東京) ヴィクトリアMが行われる12日、東京競馬場がある東京都府中市の天気予報は晴れのち曇り。降水確率は0%。昼過ぎから天気は下り坂だが、雨の心配はなさそう。最高気温は24度と過ごしやすい一日となりそうだ。 芝は今週からBコース(Aコースから3メートル外に内柵を設置)を使用。柵の移動により傷んだ箇所はカバーされ、全体的におおむね良好な状態だ。22年ソダシ、23年ソングラインの勝ち時計はともに1分32秒2(良)。良好な馬場状態を考えれば、今年も1分32秒台前半の決着が予想される。 先週のNHKマイルCがそうであったように、パンパンの良馬場であればある程度のポジションにはつけておきたい。ならば、好位のインで脚をためられるスタニングローズが狙い目だ。昨年は出遅れが響いて12着に敗れたが、今年は大阪杯8着から中5週の理想的なローテ。心身ともに整っており、この馬本来のパフォーマンスが期待できる。血統や走法から、マイルも守備範囲。鞍上も2度目。五分に出て、流れに乗れれば先行粘り込みも十分可能とみる。