ダービー3着馬ハーツコンチェルトが自己条件で敗れる 「4歳牡馬世代はやはり弱いのか?」ネットでも話題に
11日、東京競馬場で行われた3勝クラスの六社S(芝2400メートル)に、昨年の日本ダービー3着馬ハーツコンチェルト(牡4・武井)が出走。単勝2・0倍の1番人気に支持されたが、結果は4着。中団後ろから我慢させ、直線外に持ち出したものの、スローペースも響いたのか、ダービーで見せたグイグイ伸びてくる姿はなく、流れ込むような形でのフィニッシュに終わった。 【写真】現4歳世代が〝壁〟にハネ返された昨年の有馬記念 ダービー後は、クラス再編成で3勝クラスに在籍したまま、GⅡ神戸新聞杯5着、菊花賞6着、GⅡ日経新春杯4着と重賞戦線でそれなりに好走。今回は今年2月のサウジ遠征(ネオムターフカップ11着)以来のレースで、モレイラを鞍上に自己条件で新馬戦以来、久々のVを狙っていた。 最強の鞍上、ダービー3着の舞台、3勝クラスというこれ以上ない設定で敗れてしまったことがネットでも話題になり「東京2400メートルの条件戦で負けてほしくなかった」「本当にこの4歳牡馬世代のレベルはあまりにも酷すぎる」などの声があがった。なお、当時のダービー上位3頭(1着タスティエーラ、2着ソールオリエンス、3着ハーツコンチェルト)は約1年間、いずれも勝ち星から遠ざかっている。
東スポ競馬編集部