【ヴィクトリアM】展開から浮上するのはこの馬だ
「ヴィクトリアマイル・G1」(12日、東京) 例年以上に中距離タイプがそろった。先手争いはすぐに決着がついて前半のペースはスローが予想される。Bコースに変わって引き続き馬場も高速。直線は究極の決め手比べとなり、ある程度前の位置から速い上がりを使える馬を狙いたい。 前哨戦の阪神牝馬Sで課題のゲートを克服したマスクトディーヴァ。最大のライバルナミュールよりも前で運べるのは大きなアドバンテージで、再び33秒台前半の末脚を発揮できればG1初制覇が見えてくる。 穴は昨年10月の同舞台・紅葉Sが好内容だったフィールシンパシー。こちらも先行できる利を生かして2強に割って入る。