【阪神大賞典】データは有馬記念組が優勢も安定感あるテーオーロイヤルに注目 参考レース振り返り
天皇賞(春)【データ:なし メンバーレベル:A】
過去10年で出走なし スタンド改修を経てグランドオープンした京都競馬場が舞台となった23年天皇賞(春)。外からアフリカンゴールドが先手を奪い、1000mを59.7で通過した。1角でタイトルホルダー、2周目3角ではアイアンバローズが先頭に立つという入れ替わりの激しい展開。このなかで、中団追走から勝負所で4番手までポジションを押し上げたジャスティンパレスが残り200mで先頭へと躍り出た。そのまま後続に2馬身半の差をつけ、勝ちタイムは3:16.1(稍重)でGⅠ初制覇を果たした。 シルヴァーソニックは中団よりやや後ろを追走。直線は外から伸びるも2着ディープボンドから0.2秒差、ジャスティンパレスからは0.6秒差の3着という結果だった。今回は約11か月ぶりの実戦となるが、そこさえクリアできれば勝ち負けできる力は秘めている。 ライタープロフィール 三木俊幸 編集者として競馬に携わった後、フリーランスとなる。現在はカメラマンとしてJRAや地方競馬など国内外の競馬場を飛び回りつつ、ライターとしても執筆している。
三木俊幸