ニスモフェスティバル2024の概要が発表。40周年の特別企画に、ガレージセールの事前予約もスタート
11月18日、日産自動車株式会社と日産モータースポーツ&カスタマイズ株式会社は、12月1日(日)に静岡県の富士スピードウェイで開催するファン感謝イベント『ニスモフェスティバル』の概要を発表した。 【写真】レーシングマシンのボンネットなど、多くの部品が出品されるガレージセールの様子 初開催から25回目となる今年は、9月17日に40周年を迎えたニスモ・ブランドを応援してきたファンへ向け、同ブランド40周年を記念した特別企画を実施するという。 レーシングイベントエリアで行われる『ニスモ・ヘリテージ・ラン』では、1990年代のル・マン24時間レース参戦車両や、グループA仕様のスカイラインGT-R(R32)、FIA GT1世界選手権でドライバーズタイトルを獲得したニッサン・GT-R(R35)など、ニスモブランドの活躍を象徴する歴代のレーシングカーが登場する。 また、『ニスモ270R』や『ニスモ400R』、『ニスモR34GT-R Z-tune』などの初期のコンプリートカーと、『ニッサンGT-Rニスモ』、『ニッサン・アリア・ニスモ』をはじめとする最新のロードカーがともにデモ走行を行う。さらに会場内の車両展示エリアでも、ブランド40年の歴史を物語るレースカー、ニスモ・コンプリートカーおよびロードカーが勢ぞろいする予定だ。 スタンドイベントエリアのステージでは、SUPER GTのGT500クラスに参戦するドライバー8名がトークショーも実施予定。さらに今年は、ブランド40周年をテーマとして、当時をよく知る関係者やドライバーが登壇し、今だからこそ話せる思い出を大いに語るということで、ここでしか聞けない当時のエピソードも飛び出るかもしれない。 さらに、昨年のグリッドウォークに代わりに実施するピットウォークでは、長谷見昌弘、星野一義、近藤真彦などのレジェンドドライバーを含め、ニスモ・フェスティバルに参加するドライバーが、時間の許す限りファン対応を行う予定だ。 日産のモータースポーツビジネスユニットオフィスヘッドを務める、NMCの片桐隆夫社長は、イベント開催へ向け、「ニスモ・ブランドを支えてくださったファンの皆さまに感謝の意を表して、ブランドの40年を振り返り、また未来を感じていただけるコンテンツをご提供します」 「チーム、ドライバー、関係者一同、ファンの皆さまと思い出に残る一日を共有するのを心待ちにしています。ぜひ、会場にお越しください」と言葉にしている。 そして開催概要の発表とともに、ニスモフェスティバルでは恒例のガレージセールの時間指定入場券の事前抽選(22日(金)まで/URL:https://www.nismo.co.jp/event/festa2024/ticket/garage.html)もスタートしている。イベント内容や入場料などは以下の概要の通りとなるが、ニスモフェスティバル公式サイト(https://www.nismo.co.jp/event/festa2024/)では、参加する監督・ドライバーや車両の一覧が掲載されているので、足を運ぶ予定の方は是非チェックしてみてほしい。 ■ニスモフェスティバル2024 開催概要 イベント名:NISMO Festival at Fuji Speedway 2024 日程:2024年12月1日(日) 時間:ゲートオープン 5時(予定) パドックエリア、コースイベントは8時~16時(予定) 場所:富士スピードウェイ(静岡県駿東郡) 主催:日産モータースポーツ&カスタマイズ株式会社 後援:日産自動車株式会社 ●概要 レーシングカー走行/展示、トークショー、同乗走行、サーキットサファリ、キッズ向けコンテンツ、オンラインコンテンツ、出展各社PR/物販ブース ※SUPER GT最終戦の日程変更に伴い、今年のNISMO Festivalでは、現役のSUPER GT車両による模擬レース『NISMO GP』の実施はありません。 出演者(予定・敬称略) 長谷見昌弘、星野一義、近藤真彦、柳田春人、和田孝夫、鈴木利男、本山哲、影山正美、田中哲也、星野一樹、柳田真孝、高星明誠、三宅淳詞、平峰一貴、ベルトラン・バゲット、千代勝正、ロニー・クインタレッリ、松田次生、名取鉄平、佐々木大樹、平手晃平ほか、日産系ドライバー多数、日産系チーム・レースアンバサダー等 ●入場料 前売り2500円(当日3000円)中学生以下・65歳以上は入場無料 駐車料金:前売り1700円(4輪)、900円(2輪) 当日2000円(4輪)、1000円(2輪) [オートスポーツweb 2024年11月18日]