【1月9日】今日は何の日? うまい!お見事!敵ながらあっぱれ!
「1月9日」。今日は何の日でしょう?答えは「クイズの日」! 【画像】とんちで有名な一休さんのIQは?
アニメで有名な一休さんはかなりIQが高かったはず!
昭和40~50年代生まれなら、恐らくみんな知っているテレビアニメ「一休さん」(昭和50年10月~57年6月までテレビ朝日系列で放送)。「一休さん」は、室町時代中期に実在した臨済宗の僧侶・一休宗純をモデルにし、さまざまな問題を「とんち」で解決していくという痛快ストーリー。そんな「一休さん」にちなみ、「いっ(1)きゅう(9)」の語呂合わせから、1月9日が「クイズの日」と言われています。ちょっと無理がある気がしますが、それは大目に見るとして……。 絵本やアニメ「一休さん」の中に出てくる「屏風の虎退治」や「このはしわたるべからず」のとんち話は特に有名で、これは創作だという説もありますが、「これは1本取られた!」的なオチは、子供だけでなくむしろ大人の方が、「なるほど」と感心したものです。では、その「とんち(頓智/頓知)」とは一体なんでしょう?調べてみると「その場に応じて即座に出る知恵」とのこと。現代風に言うと、かなりIQが高いイメージです。ちなみに、このとんち話をご存知ない方のために「このはしわたるべからず」を簡単にご説明します。
「このはしわたるべからず」なのに渡れた理由は…
ある日、和尚さんのお使いであるお屋敷に向かった一休さん。お屋敷の手前の橋のたもとに何やら人が集まっています。そこには「このはしわたるべからず」と書いた立て看板が。みんなが橋を渡れず困っていました。一休さんはしばらく考えていましたが、ついに橋の真ん中を堂々と歩いて行きました。お屋敷から出てきたご主人は「こら!看板が見えないのか!」と怒ります。ところが、「はしを渡ってはいけないというから、はしっこではなく真ん中を渡ってきました」と言う一休さん。その言葉に「うううん。これは参った」とご主人。それ以来、ご主人が意地悪をすることがなくなったそうです。おしまい。 なんだか、言葉尻を捉えたあげ足取りにも聞こえますが、こういったことは日常の中にもたくさんあるような気がします。ただ、問題解決のためには視点を変えてみたり、物事の側面を見ることも大切なこと。