【幅広いニーズに対応】 ホンダNバンに更なる選択肢が追加 EVの「Nバン イー」発表
EV化による低重心で運転しやすい
実際にNバン イー「e: FUN」で周回コースとワインディングコースを走行したが、EV化による低重心で終始安定しており、非常に運転しやすかった。ハンドリングのよさも特筆ものだ。 また、発進時はリニアかつスムーズでコントロールしやすく、そのままストレスなく加速してくれるので、荷崩れが心配な積載時も安心してドライブできる。 そういったEVならではの特性、取り回しのよさ、エアボリュームを確保した13インチタイヤの採用、乗用車レベルの乗り心地が疲労の軽減につながるはずだ。 電動ブレーキサーボの採用によって航続距離とブレーキフィールのよさを両立させており、回生エネルギーを取り切れるこの装備もドライバーを疲れさせない。 会員制サポートサービス「ホンダ・トータル・ケア」のIDを取得することでホンダ・コネクトを無料で利用でき、お出かけ前タイマー設定、充電待機時間設定、最大電流量設定、最大充電量設定、外部給電下限SOC設定をスマートフォンアプリからリモート操作できること、屋内施設でも給電できる点もポイントだ。 純正アクセサリーのメッシュポケット、ルーフコンソール、アームレストコンソール、クロスバー、ウィンドウプロテクションバー、セパレートカーテン、ルーモビキット、ルーフキャリア、ルーフインナーラック、各種デカール、AC外部給電器、外部電源入力キットなどを活用すれば、さらに使いやすくなるだろう。
高桑秀典(執筆/撮影) AUTOCAR JAPAN(編集)