【百貨店のバレンタイン実録ルポ】催事めぐりのコツも伝授!プロがリアルに買ったマストバイチョコ缶リスト
今年は買える可能性大! 「キツネとレモン」
2021年12月、「モロゾフ」の新ブランドとして登場した「キツネとレモン」。「あるとき キツネがレモンをくわえてやってきた」から始まるストーリー仕立てのコンセプトとパッケージのかわいさが話題となり。大人気に! 初年から狙っていましたが、あっという間に完売してしまい、まったく買えませんでした。ところが今年は難なく入手! 売り場を見ていると、今年は充分な量を用意してくれている印象がありました。 今まではペンケース型の長方形の缶だけでしたが、今年は四角いドーム型の缶「白鳥のファンタジア」も登場。こちらふたの部分にシーリングスタンプのようなものが貼りつけられており、そこにキツネが描かれているんですよ。
こちらも去年大人気だったブランドが再登場
去年の登場したばかりのブランド「パフェをショコラで」のバレンタイン缶。こちらも新ブランドということもあり、去年はあっという間に完売。今年は落ち着きを取り戻したようで、難なく入手できました。パフェの持つ華やかさや多彩な味わいをチョコレートで表現したブランドなのですが、外身も中身もかわいい! 八角形という缶を縦に使ったデザインもなんだか鏡みたいでかわいらしいですよね。
3年目の今年も素敵!「ゴンチャロフ」の名画缶
2022年のバレンタインシーズンから限定として出されている、「ゴンチャロフ」の「ガルニエ」シリーズ。こうした名画を用いた缶は珍しくありませんが、「ガルニエ」は、海外でよく見かけるオルゴールのような蝶番缶なのが特徴。この形が名画をより美しく、優雅に引き立ててくれるのです。 「日本でもこの絵の缶が発売されてほしい!」と願ってもう何年でしょうか。やっとゴッホの「花咲くアーモンドの枝」の絵が使用された缶が発売されました。そして、去年末「イトーヨーカドー」のお歳暮缶にも使われた、マティスの「リュート(部分)」がここにも登場。艶やかで目を惹く缶ですよね。 「ガルニエ」とがらりと雰囲気が変わりますが、こちらも「ゴンチャロフ」のバレンタイン限定ブランド「トトロワ」。南フランスに住む仲良し3姉妹がテーマなため、女の子が描かれたパッケージがメインなのですが、推しは白と黒2匹の子ヤギが描かれた缶。ラベンダーカラーに、イエローのふたが効いたとても洒落た色合わせが美しい……! 「トトロワ」は、ショートケーキやプリンなど、スイーツをミニチュアにしたようなチョコレートが中に入っているのですが、こちらの缶はアイスクリーム型のチョコレートが入っています。 選択肢がたくさんあって、迷ってしまうバレンタイン。ぜひお気に入りを見つけてくださいね。 構成/佐野倫子
中田 ぷう