メンフィス・グリズリーズと2ウェイ契約を結んだ河村勇輝

10月19日（日本時間20日）、メンフィス・グリズリーズが河村勇輝と2ウェイ契約に昇格させたことを発表した。チームの方針により、契約条件は明らかにされていない。 【動画あり】河村勇輝がNBAプレシーズンで才能を発揮！アシストシーンは有数のハイライトに！ 9月6日（同5日）にグリズリーズとエグジビット10契約を結んだ河村は、プレシーズンの全5試合に控え選手として出場。1試合平均15.1分のプレイで、3.4得点、4.2アシストを記録している。 グリズリーズは10月15日（同16日）に2ウェイ契約選手だったスコッティ・ピッペンJr.と複数年の本契約を結び、その結果、2ウェイ契約の枠がひとつ空いている状況だった。その最後の1枠に河村が入った形だ。 『ESPN』のシャムズ・シャラニア記者によると、身長173センチの河村は、NBAで最も身長の低い現役選手であり、NBAとABAの合併以来5フィート8インチ（約173センチ）以下の選手は9人目となるという。 河村は過去5シーズン（2019～24シーズン）を日本のBリーグでプレイし、所属した横浜ビー・コルセアーズでは2022-23シーズンの最優秀選手に選ばれた。昨シーズンはビー・コルセアーズで全56試合に先発出場し、1試合平均30.6分の出場で20.9得点、8.0アシストを記録し、2年連続でB.LEAGUEベスト5に選出されている。 また、河村は2023年FIBAワールドカップと2024年パリオリンピックに日本代表として出場。7月30日（日本時間31日）のオリンピックのフランス戦では29得点、7リバウンド、6アシストをマークし、日本がフランスを延長戦に持ち込むのに貢献している。