巨人・グリフィン「アオキは信じられないようなキャリアの持ち主」ロイヤルズ時代の活躍は「しっかり記憶に残っているよ」
巨人のフォスター・グリフィンが、今季限りで現役を引退するヤクルト・青木宣親について語った。 グリフィンは14年のMLBドラフト1巡目追補(全体28位)でカンザスシティ・ロイヤルズから指名を受けた。同年ロイヤルズはワイルドカードからポストシーズンを勝ち抜き、ワールドシリーズにも出場。そのロイヤルズの快進撃を支えたひとりが青木だ。 グリフィンは青木について「僕の1年目、2014年にドラフトで指名された後、組織の一員としてリーグ戦、プレーオフ、ワールドシリーズをテレビで見たのを覚えているよ。彼がカンザス・シティに移籍して来た事も知っていたし、ロイヤルズにとっては良い獲得だったと思うよ。あの年のロイヤルズの戦い、アオキの活躍はしっかり記憶に残っているよ」と当時を懐かしむように話した。 グリフィンはNPBで青木と対戦の経験もある。(今年は1打数0安打、昨年は3打数0安打) 「投げていても彼はアウトにするのが難しく、タフなバッターだ。 三振を取るのが本当に難しいし、あまり三振をしない。常にヒットを打つチャンスを作ろうとしている」。 日米通算2723安打の安打製造機の引退にグリフィンは「アオキは信じられないようなキャリアの持ち主で、21年間という長い間日本でプレーし、さらにアメリカでも活躍した。本当にいい選手だよ」と労った。 (取材=ニッポン放送アナウンサー・大泉健斗)
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