「がん」公表キャサリン皇太子妃、ステージや選んだ治療方法は
現地時間の3月22日、ケンジントン宮殿は、キャサリン皇太子妃ががんの治療を受けていることを発表しました。皇太子妃は個人的なメッセージのなかで次のように述べています。「(がんの診断について)非常に大きなショックを受けました。ウィリアムと私は幼い子どもたちのために、内々に処理し、管理してきました」 【写真】最愛の妻・キャサリン皇太子妃を支えるウィリアム皇太子との仲良しショット ここでは、キャサリン皇太子妃のがんの診断や治療、予後について、現在わかっていることを解説します。
がんの診断についてわかっていることは?
キャサリン皇太子妃は2024年1月に腹部の手術を受け、その時点ではがんではないと思われていました。手術は成功しましたが、その後の術後検査でがんであることが判明したそうです。 なお、今回のがんが腹部の手術と関係しているかどうかはわかっていません。
がんの種類を公表しない理由は?
ケンジントン宮殿の広報担当者は、声明で次のように述べています。「これ以上の個人的な医療情報を共有することはありません。一般の人々と同様に、皇太子妃にも医療的なプライバシーを守る権利があります」 なおチャールズ国王も現在同じくがんを患っていますが、その種類を公表していません(宮殿は、国王のがんの種類や治療に関する憶測や追求をしないよう、メディアに求めています)。
がん公表までに時間がかかった理由は?
ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃は、「家族にとって正しいと感じた」タイミングで、このニュースを公表したいと考えていたそう。腹部の手術から回復し、がんの治療を開始したキャサリン皇太子妃は、自身の診断と折り合いをつけるための時間と余裕を持つことを望んでいたと考えられています。 具体的には、ジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子がイースター休暇に入った3月22日に発表されました。皇太子夫妻は、このニュースが世界中に知れ渡るにあたり、子どもたちをそっとしておいてほしいと望んだようです。 この1カ月間、皇太子妃の病状に関する膨大な憶測が飛び交っていましたが、宮殿は「ケンジントン宮殿は1月に皇太子妃の回復のスケジュールを公表しており、その指針は変わりません」と繰り返し述べてきています。
どんな治療を受けている?
ケンジントン宮殿によれば、「皇太子妃は予防的な化学療法を開始し、回復に向かっている」とのこと。 2月下旬から治療が始まっているそうですが、化学療法の終了予定日については公表されていません。なお皇太子妃は、自身の治療が「初期の段階」にあると語っています。
From TOWN&COUNTRY