ミランのイブラヒモビッチ氏がメンタルの重要性を説く「負けてはいけない試合で……」冬の補強の可能性は現時点で否定
ミランのシニアアドバイザーを務めるズラタン・イブラヒモビッチ氏が、同チームのメンタル面の改善を訴えた。イタリアメディア『Football ITALIA』がコメントを伝えている。 【動画|カリアリ vs ミラン】セリエA 試合ハイライト 昨シーズン限りで退任したステファノ・ピオーリ前監督に代わり、パウロ・フォンセカ監督が新指揮官に就任した今シーズンのミラン。現在セリエAでは、首位と勝ち点8差の7位、UEFAチャンピオンズリーグのリーグフェーズでは2連敗の後、2連勝で20位に位置しており、不安定な序盤戦を過ごした。 7人制サッカーの『キングスリーグ』のイベントに出席したイブラヒモビッチ氏は、イタリアメディア『Sky Sports』に今シーズンの調子について、「我々はバランスと安定感を得るために取り組んでいるところだ。チームは順調に進んでいるし、改善できると思う」と返答した。 さらに具体的な改善点を問われると、イブラヒモビッチ氏はメンタル面の重要性を説いた。 「バランスなんだ。負けてはいけない試合で負けてしまっている。これは精神的なバランスの問題で、次の試合に向けてバランスが取れれば、チームはずっと良くなる。でも我々は前向きに捉えているし、毎日成長している」 ミランは現在、フランス代表GKマイク・メニャンとオランダ代表MFティジャニ・ラインデルスとの契約延長交渉に動いてると報じられている。また補強に関してはレアル・マドリードに所属するモロッコ代表ブライム・ディアスの再獲得の噂が流れているが、イブラヒモビッチ氏は1月の移籍市場では静観の立場を取るようだ。 「移籍市場にはあらゆる動きがある。我々には選手を探すスカウティングシステムがあり、何が必要で何は必要ではないか見極めている」 「しかし現時点では補強については考えていない。今後2カ月で何が起こるか見ていく必要があるが、選手にケガがないことを願っている。すべてがうまくいけば、このチームで続けていくことになるだろう」
SPOTV NEWS