本田圭佑、日本代表監督としてW杯優勝目標公言も…指導者ライセンスは「取る気は一切ない」現状の制度に疑問「名選手がS級取りやすくなりすぎ」
サッカー元日本代表MF本田圭佑(38)が考案、創設した育成年代向けの独自の4人制サッカー「4v4」の全国大会が26日、千葉県船橋市内で開かれた。10歳、12歳以下の優勝チームとの特別試合では、本田と元日本代表FW三浦知良(57)=鈴鹿=が初共演。日の丸を背負ったエース2人が本気のプレーで子供たちを圧倒した。 本田は大会後、報道陣の取材に対応。日本代表監督としてW杯で優勝することを改めて目標に掲げながら、監督就任の必要条件となる指導者のプロライセンス(旧S級コーチライセンス)に関して「取る気は一切ない」とし、「この議論において、僕を説得できる人間は日本、世界にはいないという自負がある」などと持論を展開した。 さらに、本田は「(指導者ライセンスを)なくすということを言っているのではなく、任意にすればいい。今のやり方だと、名選手の方がS級を取りやすい環境になりすぎて、逆に本当にサッカーが好きで、S級を取りたい人たちがずっと並んでいて取れない。名選手たちには一瞬であげてしまうか、なくてもできるようにした方が、いろんな人に扉が開いたライセンスになる。それを、僕はいろいろな人に話をしている」と語った。
中日スポーツ