ドジャースが狙う”補強候補”に意外な共通点が!? 今オフに獲得すべき選手は…?【コラム】
先発転向で再スタート…?
■ジェフ・ホフマン(FA, 31歳) 2016年にコロラド・ロッキーズで先発としてデビューしたジェフ・ホフマンは超投手不利のクアーズフィールドに苦しみ5シーズンで退団。 その後シンシナティ・レッズ、ツインズを経て、2023年4月にフィラデルフィア・フィリーズとマイナー契約を結ぶと、投手コーチのアドバイスからスライダーの割合を大幅に増やしメジャー屈指のリリーバーとなった。2023-2024シーズンを通してのfWAR3.6はリリーフ4位だ。 10月初旬に一部のチームがホフマンの先発起用を検討していると報道が出ている。ホフマンの投球メカニックを見るとそれ程力を込めているようには見えず、先発に適していそうだ。 球種の面でもすべてがStuff+平均以上、スライダー以外はLocation+平均以上と素質は持ち合わせている。左右関係なく抑えられるスプリットを持っているのも大きい。 リリーフ経験を経て自分を作り直したホフマンは、先発にもう一度チャレンジしてみるのも良いかもしれない。
故障なしでシーズン完走出来れば…?
■エイドリアン・モレホン(パドレス, 25歳) 2019年にパドレスでデビューしたエイドリアン・モレホンは先発、リリーフと様々な役割をこなした。またキャリアを通して怪我に悩まされることも多かった。 しかし、今季は全てをリリーフとしてシーズンを故障なしで完走し60試合登板、防御率2.83とパドレスのブルペン陣を支えた。この勢いを持って先発再挑戦と行きたいところだ。 モレホンは2つのファストボール(FF, SI)、左打者に有利なスライダー系、中和剤となるスプリットを持っており、先発として長いイニングを投げるのに適している。さらにスプリット以外を平均以上のレベルでコマンドできる点も良い。
ベースボールチャンネル編集部