アモリムはひとまず3バックをやめるべき? マンUにフィットせぬ3-4-2-1の戦い「3-4-2-1のシステムの中で迷っているように見える」
3バックはアモリムお得意のスタイルではあるが……
30日に行われたニューカッスル戦も0-2で落としてしまい、プレミアリーグ14位で年内の戦いを終えたマンチェスター・ユナイテッド。シーズン途中にエリック・テン・ハーグを解任してルベン・アモリムを招聘したが、まだ効果は出ていない。 アモリムはポルトガルの名門スポルティングCPで結果を残してきた注目の青年指揮官ではあるが、マンUでの仕事は事情が異なる。何よりシーズン途中からの指揮となるため、戦術を落とし込むだけの時間がない。 これまでアモリムはスポルティング時代と同様に3バックをベースとした戦いを採用しているが、現在は結果が出ていない。後半戦へシステムの変更も検討すべきだろう。 英『Manchester Evening News』にて、記者のタイロン・マーシャル氏もシステム変更の必要性を主張している。 「アモリムの下での高揚感はすぐに消え、選手たちは3-4-2-1のシステムの中で迷っているように見える。ニューカッスルにも0-2で敗れ、チームは3試合連続で得点を決めていない。アモリムはテン・ハーグが採用していた4バックを捨て、スペシャリストが不足しているにも関わらず3バックに選手を適応させようとしている」 マンUの場合、左ウイングバックが物足りない。現在は右利きのディオゴ・ダロトを左サイドへ回すなどしているが、納得のパフォーマンスとは言い難い。アモリムの構想をピッチ上で表現できる選手が限られており、4バックへ戻すことも検討すべきかもしれない。
構成/ザ・ワールド編集部