「そんなおじさんがいてもいいんじゃねぇかな」現役最年長50歳Jリーガー伊東輝悦選手“清水が生んだサッカーの申し子”からのラストメッセージ【引退会見全文掲載】
Q.引退することについて監督は何かおっしゃっていたか。 伊東選手:それが僕、言ってないんすよ。後で謝ってこないといけない。強化の人と、もうなんか伝わっていると思ったから、会見のあとでいいかな、なんて思ってたら、なんか、まだあんまりしっかり伝わってなくて、なんかふんわりしちゃってたんで、ちょっとゴンさんに申し訳ないなと思って、ちょっと、あした謝りに行きます。 Q.今シーズン残りあるが、どのような形でチームに貢献されていくか。 伊東選手:今までと変わらずにしっかりトレーニングして、っていうとこだけですね。 ■「マイアミの奇跡」は4年に1回ぐらいなると… Q.現役生活の中で印象に残ってる試合やプレーは。 伊東選手:これが、というのはないです。31年、32年経ってるんで昔のことはもう忘れているところもあるし、今なんだったら今が一番楽しいなと思ってるかもしれないですね。記憶が今一番鮮明だから。 Q.昇格を目指しているアスルクラロ沼津がどんなふうになってほしいとか、後輩に伝えたいこととかはあるか。 伊東選手:あと残り4試合で昇格がまだ可能性は十分にある。ただ、チャンスはそんなたくさん、この先あるかどうかわからないんで、今あるチャンスをつかみ取ってほしいなということ。本当に若い選手がピッチの上で躍動している姿を僕は見たいなっていうこと。一番いいのは、一緒に最後に喜べたらいいなということですかね。 Q.中山監督はどんな監督だったか。 伊東選手:熱いっていうか、情熱的ですよね。 Q.これまで(監督とは)どんな話をして、50歳までプレーしてきたか。 伊東選手:そんな話はしてないですね。多分、中山さんも気を使ってくれると思うし、また選手と監督の立場でいろいろ気をつかったもんで、今回こうやってオープンだったんで、今さっきの話じゃないですけど、あしたはちょっと気兼ねなく何かしゃべれるかなと。 Q.5年後、10年後、アスルクラロがどうなっていてほしいか。 伊東選手:そういう先のこともわからないんで、ただ、地域の皆様に愛されるクラブにあってほしいし、一番早いのは今、今回のチャンスをものにできれば、より一体感が増すというか、より東部地域が盛り上がると思うし、そのきっかけが今シーズンだったらいいなと思います。