衆院東京15区、補選の「つばさの党」選挙妨害踏まえ選挙戦様変わり 保守票の行方も注目
自民から出馬した新人の大空幸星氏(25)も「立民には絶対に政権を任せられない。共産党が権力を持つことはあってはならない」と述べるが、「この国を良くしたい思いは同じ。希望に満ちた選挙をやっていきたい」と語った。
補選ではつばさの党の選挙妨害を避けるため、候補者同士で情報交換を行い、お互いの演説機会を確保するため、相手候補の選挙カーが通り過ぎると街頭演説のマイクの音量を下げた。今回も相手陣営とすれ違う際に、手を振り合うなどエールを送る場面があった。
東京15区には、4月の補選を制した立憲民主党の前職、酒井菜摘氏(38)、共産党の新人、小堤東氏(35)も立候補している。(奥原慎平)