処分が下されたクーニャ [写真]=Getty Images

　ウルヴァーハンプトン（ウルヴス）に所属するブラジル代表FWマテウス・クーニャにイングランドサッカー協会（FA）から処分が下された。12月31日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。 【ハイライト動画】ウルヴァーハンプトンvsイプスウィッチ 　クーニャは12月14日に行われたプレミアリーグ第16節のイプスウィッチ戦（●1－2）後に、イプスウィッチのスタッフと衝突。口論となっていたことが問題視されており、処分が下される可能性が浮上していた。 　そんななか、FAは同事件が不適切な行為だったとしてクーニャに2試合の出場停止処分に加え、8万ポンド（約1580万円）の罰金処分を下したことを発表した。なお、FAは以下のように声明を発表している。 「マテウス・クーニャは2024年12月14日に行われたプレミアリーグのウルヴァーハンプトン対イプスウィッチ戦後、2試合の出場停止と8万ポンドの罰金が科せられた。このフォワードは不正行為で告発され、試合終了の笛の後に不適切な行動をとったとされていた。彼は告発を認め、その後独立した規制委員会によって制裁が科された。この事件の完全な理由は後日公表される予定だ」 　これにより、クーニャは1月6日に行われるプレミアリーグ第20節のノッティンガム・フォレスト戦と、11日に行われるFAカップ3回戦のブリストル・シティ戦を欠場することが決定した。 　イプスウィッチ戦を最後にガリー・オニール前監督が解任され、ヴィトール・ペレイラ新監督が就任して以降、2勝1分けと好転して残留圏内の17位まで順位を上げているウルヴスだが、ここまでリーグ戦19試合出場で10ゴール4アシストを記録しているエースの欠場は痛手となりそうだ。