自民党本部に“火炎瓶” 官邸に車で突入…事件受け議員らが声明 小泉進次郎選対委員長「強い憤り」
19日、自民党本部に男が火炎瓶のようなものを投げ込み、その後首相官邸に車で突っ込もうとした事件を受け、議員らがコメントを発表した。 【写真あり】車が突っ込み騒然とする首相官邸前 同日午前6時ごろ、東京都千代田区の自民党本部付近に「火炎瓶のようなものが投げ込まれた」と通報があった。 警視庁によると、近くの首相官邸では、防護柵に車が突っ込み、同庁が公務執行妨害容疑で乗っていた40代後半とみられる男を現行犯逮捕。車内には複数のポリタンクがあった。 同党の小泉進次郎選対委員長は自身のXでこの件に触れ「まだ犯人の動機はわかりませんが、言論が暴力によって封殺されることはあってはならず、民主主義の根幹たる選挙が行われている最中であり、今回の行為には強い憤りを覚えています」と投稿。「自由民主党は暴力に屈しないという断固たる決意の下、各地の事情も踏まえ、選挙活動を予定通りに進めます」と力を込めた。 また三原じゅん子内閣府特命担当大臣は小泉選対委員長のポストを引用する形で反応。「昨夜イタリアから帰国」とイタリアで行われたG7包摂と障害に関する担当大臣会合に出席していた三原大臣。「選挙応援が始まるその日にこの事件。全国の皆様の傍でお話が出来るこの機会をとても大切にしていたのに」と遺憾の思いを伝えた。
