【ラグビー】イタリア代表WTBモンティ・イオアネ、日本の矢崎由高は「デンジャラス」。
「リポビタンDチャレンジカップ」で7月21日に札幌ドームで日本代表と対戦する、イタリア代表のWTBモンティ・イオアネが17日にオンラインで取材に応じた。 現在、世界ランキング8位のイタリア(日本は14位)。今年のシックスネーションズではスコットランドとウエールズに勝利し、2015年以来、9年ぶりに最下位を脱し5位となった。大会MVPを21歳のCTBトンマーゾ・メノンチェッロが獲得するなど躍進を遂げた。 7月のテストマッチツアーは5日にサモアに敗戦(25-33)、12日にトンガに勝利(36-14)という戦績を残している。 日本とは直近で23年W杯前の8月26日に対戦し、イタリアが42-21で勝利した。この試合でイオアネは3トライのハットトリックを達成している。 イオアネはオーストラリア・メルボルン出身で、叔父の元ワラビーズ、ディグビ・イオアネ氏は2015-17シーズンはホンダ、2017-19シーズンはパナソニックでプレーしていた。少なくない縁がある日本との対戦は「速さとフィットネス、どちらが優れているか」の争いになると展望した。 日本の要注意人物として、今夏の日本代表、JAPAN XVの4試合全てにFBとして先発出場している早大2年の矢崎由高の名を挙げた。優れたボールキャリアであり「デンジャラス」とイオアネは形容する。 アウトサイドバックスとして、7月21日にマッチアップする可能性があるイオアネと矢崎。イタリアのトライゲッターと日本の超新星のスピード対決にも注目したい。