ホンダ「0シリーズ」SUVが来月初公開へ 米CES 2025でプロトタイプ2車種を出展
サルーンとSUVの試作車を披露か
ホンダは次世代EV「0シリーズ」のSUVのプロトタイプを、2026年の生産開始に先駆けて来月発表する予定だ。 【写真】えっ、今までと全部違う? ゼロから開発した新時代のEV【ホンダ・サルーン・コンセプトを写真で見る】 (13枚) 米ラスベガスで1月7日から10日(現地時間)にかけて開催される「CES 2025」に出展し、プロトタイプ2車種を世界初公開する。詳細は明かされていないが、予告画像を見る限り、以前発表されたサルーン(Saloon)コンセプトに似たシルエットと、SUVのようなモデルが確認できる。 ホンダは2030年までに7車種のEVをグローバルで発売する予定で、その最初の2車種を紹介するものと思われる。 新時代のホンダEVはすべて、白紙の状態から開発された新しい専用プラットフォームをベースとする。先陣を切るのはサルーンの量産版で、最高出力は約490ps、航続距離は480km以上となる見込みだ。 2026年にはミドルサイズSUVが登場する予定で、おそらく今回のプロトタイプを発展させたものとなるだろう。 その後まもなく、より小型のエントリーレベルのSUVと、大型の最上級SUVがラインナップに加わる。2030年までに、コンパクトSUV、スモールSUV、さらに小型のセダンも登場する予定だ。 また、CES 2025では、0シリーズに搭載する車載OSや自動運転技術、SoC半導体の概要についても説明があるという。
ウィル・リメル(執筆) ジェームス・アトウッド(執筆) 林汰久也(翻訳)