27歳で年収「500万円」の彼氏。「今後の昇給は望まないし、仕事は頑張らない」と言っているのですが、結婚相手に選ばない方が賢明でしょうか?
交際している彼氏と結婚するとき、決め手となる要素の一つとして年収があります。もし彼氏が27歳で年収が500万円あり、その後も給料アップを望まないとしている場合、将来の生活を考えて結婚してもよいか悩む人もいるでしょう。 本記事では、年収500万円の男性の割合を紹介するとともに、結婚相手としてふさわしいか、昇進したくないと考えている人の割合などもお伝えします。年収が問題で結婚に踏み切るか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。 ▼会社員で「年収1000万円」以上の割合は? 大企業ほど高年収を目指せる?
年収500万円の男性の割合は14.2%
国税庁が公表している「令和4年分 民間給与実態統計調査」に掲載されている給与階級別分布は、表1の通りです。 表1
令和4年分 民間給与実態統計調査を元に筆者が作成 上記調査によると、年収500万円の男性は、全体の14.2%であるとわかります。年収500万円までの男性の割合が52.6%のため、年収500万円あれば全体の半分以上であるといえます。 また年齢階層別の平均給与をみてみると、25~29歳男性の平均給与は420万円です。そのため、27歳で年収500万円は平均より高いといえます。
年収500万円の結婚相手を考える
先述したように男性の27歳で年収500万円は、平均よりも高い給与であるとわかりました。しかし、35~39歳男性の平均給与は549万円、最も高いのは55~59歳で702万円です。そのため、昇給を望まず仕事を頑張らないという姿勢で年収を現状維持する予定の場合、35歳で平均給与を下回ってしまうことになるでしょう。 しかし、平均給与より下回っていても、結婚相手としてふさわしくないとはいい切れません。自分が将来どのような結婚生活を送りたいかによって、決めるとよいでしょう。 例えば、将来子どもを作る予定がなければ、教育費が発生しません。教育費がなければ、他に給与を回せるため、生活が圧迫される可能性は低いでしょう。 一方で将来複数人の子どもがほしい、子どもは私立に入れたいなど教育に力を入れて費用を回したいと考えている方は、教育にかかる費用を大まかに計算して、現在の収入でまかなえるかを確認しましょう。相手が年収500万円でも、共働きであれば金銭面の余裕が生まれるため、自分が専業主婦になりたいか、仕事を続けていたいかなどでも必要な年収が変わってきます。