28号のヤクルト・村上宗隆、師匠・青木と久々のハイタッチ「残り試合をしっかり勝ってハイタッチをいっぱいできるように」
◇18日 ヤクルト5―4広島(神宮) 反撃ののろしを上げた一発だった。ヤクルトの主砲・村上宗隆内野手が、3点を追う4回にセ・リーグトップを更新する28号2ラン。無死一塁で広島の先発右腕・九里の直球を右翼席に運んだ。 この日は今季限りで現役引退する青木が、約1カ月半ぶりに出場選手登録されてベンチ入り。ダイヤモンドを1周するとプロの心得をたたき込まれた師匠と久々にハイタッチを交わした。 青木は5回に代打で中前打をマーク。同点のホームも踏んだ。そろい踏みの活躍でチームの逆転勝利に貢献。中日と入れ替わって7月28日以来の単独5位に浮上した。 村上は「残り試合をしっかり勝ってハイタッチをいっぱいできるように頑張っていきたい」と力を込めた。今季終了まであと12試合。師匠と弟子の共演は残りわずかだ。 ▽ヤクルト・青木(引退表明後の初打席で中前打)「ファンの声援のおかげでリラックスできた。かみしめながら打席に立ちましたけどヒットを見せられたので満足です」
中日スポーツ