【シーンで振り返る】10月1日 巨人・松田宣浩 現役最後の試合 走攻守＋声で魅せた熱男
10月1日に現役最後の試合に出場し、チームメートやファンからの思いを一身に受け、18年間のプロ生活に終止符を打った巨人の松田宣浩選手。 【映像はこちら】10/1 "熱男"松田選手18年間ありがとう この日は6番サードでスタメン出場。WBCで三遊間を組んだ坂本勇人選手とのコンビが復活し、ファンをわかせました。
3回には濱田太貴選手のサードゴロを難なく処理すると、観客から大きな拍手が送られます。ベンチに戻ると、気恥ずかしかったのか、小林誠司選手と梶谷隆幸選手に軽口を言うような場面が。
打つ方では第1打席はファーストへのファウルフライ。第2打席はライトフライに倒れました。ヒットこそ出ませんでしたが、球場に詰めかけた4万人を超える野球ファンの注目を一身に浴びていました。
ベンチに戻れば、後輩の吉川尚輝選手が、先輩の勇姿をじっと見つめ、守備につく前にグータッチ。 6回が始まる前にもう一度サードの守備につくと、そこで交代。坂本選手とハグすると、万雷の拍手の中、ベンチに戻って行きました。
引退セレモニーでは1つ年下の長野久義選手や、亜細亜大学の後輩である北村拓己選手が思わず涙。松田選手もあふれ出る感情を抑えきれずに、顔を覆って、涙を流す場面もありました。
サードの位置で胴上げされるときには坂本勇人選手がカメラ撮影がしやすいように、向きを変えるように指示。松田選手は手足を抱えられながら、そのまま方向転換。球場には笑いが起こりました。
最後はみんなで熱男ポーズ。「熱男という言葉がプロ野球からなくなるのがさみしい」と話していた松田選手ですが、その熱男魂はきっとジャイアンツの選手にも受け継がれているはずです。 18年間、ありがとうございました。
