4200万ユーロの出し惜しみが招いた結果か 内容は改善もビッグチャンス逸はリーグ最多のマンU
PSRへの影響もあったが
元リヴァプール、元イングランド代表のミッドフィルダーであるダニー・マーフィ氏は、マンチェスター・ユナイテッドは今夏に、4200万ユーロでアル・アハリに移籍したイヴァン・トニーを獲得するべきだったと述べたようだ。『Manchester Evening News』が伝えている。 今シーズンのマンUは、プレミアリーグでわずか5試合で5ゴールしかあげられていないにも関わらず、ゴール期待値はリーグ6位。さらに、ビッグチャンスを逃した回数はリーグトップの17回だ。決定力不足が露呈している現状を受けてマーフィー氏は、チームには若手ではなく、プレミアでの経験と実績を併せ持つストライカーが必要だったと以下のように話している。 「マンUは守備面でチームを助ける良い選手を獲得したと思うが、ゴール不足の問題には対処しなかった」 「昨シーズン、彼らはトップハーフの中で最少のゴール数を記録した。ジョシュア・ザークツィーを唯一のアタッカーとして獲得したが、彼は若い選手で、厳密に言えば得点力のある選手ではない」 「トップ4争いでも苦戦するだろう。チャンスは作れるし、創造性がある。イヴァン・トニーが当然の候補だったと思う」 マーカス・ラッシュフォードの復活や若手の成長に決定力不足の問題解決を任せている印象がある今季のマンU。このまま得点力が向上しなければ、冬の移籍市場に向けて動く可能性もあるだろう。今後の動向に注目が集まる。
構成/ザ・ワールド編集部