大人の「眉メイク」が難しい原因は?人気ヘアメイクが解説する“簡単あか抜け”のコツ
眉の“上”を描き足すと、すっきり美人印象になれる
「目と眉の間隔を狭めると、彫りが深く見え、 目ヂカラが増す」というのが常識で、今まで私たちは眉下に描き足してきました。でも顔全体で見た時に疑問符が。 きっかけはマスク。マスクを外した全顔の印象にギャップを感じること、ありませんか? それは、眉を下に描きすぎているから。目と眉がぎゅっと詰まっている分、マスクで隠れていた顔の下半分が想像よりも間延びして見えるのです。目元と顔の下半分のバランスの崩れは、顔を大きく見せる原因。だから、これからは”眉上”に着目。ここを意識すると目元と顔の下半分とのバランスが整い、小顔印象につながります。
簡単3ステップ! やり方はこちら
(1)眉頭上、眉山上、眉山下をグレーペンで描き足す グレーの眉ペンシルで、眉頭の上、 眉山の上、眉山の下にすっと短くラインを描き足す。 (2)スクリューブラシで上向きにぼかす スクリューブラシを使い、グレーで描いた3ヵ所+全体を上向きに軽く跳ね上げるようにぼかす。 (3)ピンクブラウンの眉パウダーで地肌を染める ピンクブラウンの眉パウダーを、ブラシで眉の根元にもつくように塗り、地肌を色づかせる。
グレーで素眉を偽造! ふんわり立体的なグレー仕込み眉に
「とりあえず眉はブラウンで描く」という方、 要注意。素の眉の毛の色は黒いのに、描いた部分(茶色)と毛のある部分(黒)とで、差が目立ちます。さらにそこにブラウンパウダーを重ねると描いたラインとなじみ、のっぺりした眉に。だから、素眉の状態で、素眉の色に近いグレーのペンシルを使い、眉が欠けているところだけ、短くて細い線を1本ずつ描き足すのが正解! すると、素の眉毛がきちんと生え揃っている風に。そこに明るめのピンクブラウンのパウダーを投入。ピンクみでグレーをマイルドに中和し、毛流れを活かしながら、ちょうどいい眉色に仕上がります。
簡単3ステップ! やり方はこちら
(1)グレーの眉ペンシルで足りない毛を描き足す スクリューブラシで毛流れを整え、素眉の毛1本分くらい細く短い線を、足りない部分にだけ描き足す。 (2)スクリューブラシでぼかしてなじませる グレーで描いた線を、眉の毛流れに沿ってスクリューブラシでなじませて、素眉との一体感を高める。 (3)明るめのピンクブラウンの眉パウダーを根元につける 眉パレットの明るめ2色(ピンク ブラウンとベージュ)をブラシに取り、眉の根元にのせる。最後、スクリューブラシで整える。 『長井かおりからのお知らせです そのメイクの常識、ちょっと前に変わってます!』では、今回紹介した2種を含む、6種のタイプ別“眉”をご紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
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