有名人ファン多数のI Don't Like Mondays. デビュー10周年でも「気持ちはフレッシュ」バンドの可能性を広げるため「カッコいい曲をつくり続けていく」
I Don't Like Mondays.が、デビュー10周年を迎えた心境と今後の展望を語りました。 【写真】デビュー10周年の思いを語るI Don’t Like Mondays.の写真を見る 2014年のメジャーデビュー以来、80‘sサウンドをルーツにした独特の楽曲で国内外からの支持を集めるI Don't Like Mondays.。 アニメ『ワンピース』の主題歌『PAINT』(2022年)などのヒット曲、Snow Manらへの楽曲提供でも話題で、櫻井翔さんやSnow Manの岩本照さん、河北麻友子さんなどファンを公言する有名人も多い、注目の4人組ロックバンドです。 ドラマ『モンスター』のオープニング曲『Shadow』を手掛けるI Don't Like Mondays.にインタビュー。楽曲制作時の裏話やタイトルに込めた思いのほか、デビュー10周年を迎えた今の思い、現在開催中の『“FOCUS”ASIA TOUR』への意気込みなども聞きました。 ──まずは、ドラマ『モンスター』のオープニング曲のオファーを受けた際の心境を聞かせてください。 CHOJI:ドラマにかかわらずですが、タイアップがあると自分たちのつくる音楽の幅が広がるので、今回のお話もうれしかったです。 KENJI:本当にそう。普段の僕たちだったらやらないであろうエッセンスを入れた曲をつくることができたし、また新しいI Don’t Like Mondays.が出せたかな。 YU:僕もこのオファーは純粋にうれしかったです。ドラマと自分たちの音楽がタイアップすることで、新たな化学反応が生まれたらいいなと思いながらつくらせてもらいました。 SHUKI:オープニング曲は、ドラマの世界観を音楽で最初に伝える役目があります。僕らもバンドとしてのメッセージ性よりも、僕らにしか出せない世界観や雰囲気を大事にしようというフェーズにあったので、そういう作品をドラマと一緒につくっていけることがうれしかったです。
I Don’t Like Mondays.『Shadow』はプロデューサーからの「カッコよく」というリクエストで制作
──ドラマの企画書から『Shadow』を制作したと聞きました。『モンスター』というドラマの印象を聞かせてください。 SHUKI:主人公・神波亮子(趣里)の性格や生い立ち、ストーリーの流れ、設定、キャスティングされた俳優さん方も含めて、キャラクターの個性が強いし、これまでのリーガルものではあまりなかった世界観だなと感じました。 KENJI:単純にすごく面白そうなドラマだなと思ったよね。だから、僕らもワクワクしながら曲づくりができたし。 ──『Shadow』の制作過程を教えてください。 YU:企画書をいただいて制作を始めたのですが、プロデューサーさんからは、ドラマの内容に踏み込むというより、ドラマの世界観や勢いをI Don’t Like Mondays.らしく、カッコよく表現してほしいと言っていただいて。 その言葉があったので僕らも変に頭を使いすぎず、音楽が映像に乗ったときに視聴者の皆さんがワクワクするような曲にできたらと、のびのびとつくることができました。 「カッコよく」ってすごく難しいんですけど(笑)。でも、僕らは日本語と英語が入り混じった楽曲が多いので、例えば「サビは日本語で」「ここは英語で」という縛りがなかったことは本当にありがたかったです。 ──制作期間はどれくらいだったのでしょうか? YU:割とスピーディでしたね。 SHUKI:実はデモを2曲作っていて、僕らのなかでどちらがいいかと話し合った時に、より僕らっぽいものをということで『Shadow』を推していました。もちろんドラマ制作側には2曲とも聴いていただいたのですが、結果的に『Shadow』が採用されたので、うれしかったですね。 ──それだけイメージもつかみやすかったということですね。 YU:そうですね。作品のイメージは、最初にお話しをうかがったところから大きなズレがなかったので、曲づくりもスムーズでした。 KENJI:僕らタイアップをいろいろとやらせていただいていますが、今回は本当にスムーズでしたね(笑)。