ついに130年以上の歴史を持つスタンフォード・ブリッジから移転? チェルシーの新スタジアム建設案が判明
過去に2度、新スタジアム建設案が凍結していた
チェルシーが、ホームスタジアムの移転を計画しているようだ。 ロマン・アブラモビッチ氏がオーナーに就任して以来、スタンフォード・ブリッジの収容人数を増やす改修案を進めていたブルーズだったが、『SUN』の報道によれば、別の移転案が進行中であることがわかった。 移転候補となっている場所は、スタンフォード・ブリッジから北へ約1マイル(1.6km)にあるアールズコート。敷地を管理するロンドン交通局と話し合いが行われているという。 一方、アールズコート開発委員会は、サッカースタジアムを含まない複合施設の建設を計画しており、もしその案が通ればチェルシーのホームスタジアム移転が阻止される。しかしこの案では建設費が高額すぎる懸念点があるそうで、チェルシーの多目的サッカースタジアムを建設する方が魅力的と判断されるかもしれないと示唆している。 1876年に建設され、130年以上の歴史を持つスタンフォード・ブリッジを離れる日が果たして来るのだろうか。続報を待ちたい。
構成/ザ・ワールド編集部