【MLB】ブレーブスが15安打12得点の猛攻で大勝 メッツが敗れワイルドカード争い3位タイに再浮上
【ブレーブス12-0ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク
日本時間9月11日、ブレーブスは敵地ナショナルズ・パークでのナショナルズ2連戦がスタート。その初戦は4本塁打を含む15安打12得点と打線がつながり、12対0で大勝を収めた。先発のレイナルド・ロペスが右肩の張りで降板し、2回から継投を強いられたブレーブスだったが、3人のリリーバーが合計8イニングを無失点に抑え、2番手のジェシー・チャベスが3回1安打無失点の好リリーフで2勝目(2敗)をマーク。ナショナルズ先発のマッケンジー・ゴアは12敗目(8勝)を喫した。 【動画】ブレーブスのマイケル・ハリス2世が2本のアーチを放つ ブレーブスは3回表にエラー絡みで二死3塁のチャンスを迎えると、ホルヘ・ソレア、マット・オルソン、ラモン・ローレアーノと3本のタイムリー二塁打が飛び出して4点を先制。4回表にマイケル・ハリス2世の10号ソロなどで3点、5回表にオーランド・アルシアの16号ソロで1点、6回表にショーン・マーフィーの9号2ランで2点を追加し、10対0と大量リードを奪った。8回表にマーフィーのタイムリーで1点を追加し、9回表にはハリス2世がとどめの11号ソロ。投手陣はナショナルズ打線をわずか3安打に封じ、12対0で大勝した。 メッツがブルージェイズに敗れたため、ナ・リーグのワイルドカード争いで3位タイに再浮上したブレーブスだが、心配なのは右肩の張りで降板したロペスの状態だ。今季3年3000万ドルの契約で加入したロペスは、久しぶりに先発に挑戦し、ここまで24度の先発登板で8勝5敗、防御率2.03をマーク。100イニング以上投げている投手のなかではメジャー1位の防御率を記録するなど、ローテの一角を担っていた。メッツとの熾烈なワイルドカード争いが続くなか、ロペスが離脱することになれば、ブレーブスにとって大きな痛手となるのは間違いないだろう。