7球団で朗希争奪戦!?米メディアが最終候補報道 参戦20球団以上から絞られた!?
ロッテからポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指す佐々木朗希投手(23)の移籍先候補が7球団に絞られたと1日(日本時間2日)、スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」が伝えた。現在一時帰国中の佐々木は、近日中に再渡米して追加の面談を行う見込み。交渉期限の23日午後5時(同24日午前7時)までに下す決断へ、争奪戦は最終段階へ入る。 新年早々、佐々木の移籍先について米メディアが注目の情報を伝えた。スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のアナリストで、ナショナルズとレッズでGMも務めたジム・ボーデン氏がX(旧ツイッター)で「まだ争奪戦に参戦中の球団」として移籍先候補に残る7球団を列挙。ドジャース、パドレス、カブス、ヤンキース、メッツ、レンジャーズに加えて「おそらくジャイアンツも」と明かした。 代理人を務めるジョエル・ウルフ氏(54)は12月30日、オンラインで日米メディアに対応して交渉状況を説明。20球団以上が参戦したと明かし「朗希映画祭のようだった」と振り返った。佐々木本人の希望で公平性を保つために面談には現役選手を同席させず、1球団2時間以内など条件を設定。ウルフ氏は「全てのチームとの面談を私たちのオフィスで行い、2時間以内という同じ時間で遂行させた」とし、米メディアがすでに面談を行ったと報じたのも、ボーデン氏が挙げたのと同じ7球団だった。 メッツ入りしたソトら多くの大物FA選手の移籍先が年末までに決着。年が明けて、最大の注目は佐々木となった。大リーグ公式サイトは1日(日本時間2日)、「25年の注目すべきオフの7つのストーリー」と題してオフの補強についての特集記事を掲載。そのトップに「佐々木朗希の争奪戦に勝つのは誰だ?」と佐々木を挙げ「新年最大の問題は佐々木がどこと契約するかだ」とした。記事では「佐々木は次世代の有望投手。能力の上限は“世界最高の投手”だ」と絶賛。7球団を最終候補とし「今後、米国に戻れば彼の選択のプロセスは本格化し、最終決断のために各都市の1、2球団(の施設)を訪問する可能性がある」との見通しを報じた。 ウルフ代理人が「全ての要素が重要。彼がどの球団と最もつながりを感じるか。その“公式”は彼だけが知っている」と語った決断の決め手。交渉期限まであと20日あまり。朗希争奪戦は、間もなく最終コーナーに入る。