投資は<増やした後>まで意識を。30代資産1億達成ママ「やめ時を間違えると運用の成果が大きく低下。なのでオススメは圧倒的に…」
◆「一括売却」と「定期売却」お勧めは… NISAなどで積立をする投資信託の出口戦略は、大きく「一括売却」「定期売却」の2つが考えられます。 「一括売却」とは、保有している投資信託などを、一度にすべて売却するパターンです。 「好きな時に売ればいい」と考えている方も多いでしょう。 しかし、現金化するタイミングで下落していた場合、思っていたような利益を受け取れない恐れがあります。 ゆえに一括売却は、タイミングの選び方によって得られる額が大きく左右されます。 「定期売却」は資産運用をしつつ、保有資産を定期的に少しずつ取り崩していくパターンです。 「積立投資」の逆をイメージすると、わかりやすいかもしれません。 定期売却のメリットとしては、市場の値動きで売却を考えなくてよいことや、保有している資産は引き続き運用が継続されることなどが挙げられます。 以上からお勧めは、圧倒的に「定期売却」です。金融資産は、取り崩しながら運用を続けて増やしていきましょう。
◆定期売却サービス そこでお勧めしているのは、「定期売却サービス」。 定期売却サービスは、設定した毎月の受取日に、設定した売却代金を受け取れるサービスです。 例えば定年退職した方が、積立で投資してきた投資信託を、年金の代わりに少しずつ売却して現金で受け取る。こういう形でご利用いただけます。 運用を続けながら、必要な分だけあれこれ考えずに売却できる点がメリットですので、初心者にもお勧め。どうぞ上手にご活用ください。 ※本稿は、『投資への不安や抵抗が面白いほど消える本: 投資詐欺被害、貯金ゼロ、無職、離婚ありの「お金超恐怖症」の貧乏ママだった私でも今は純資産1億に到達!』(Gakken)の一部を再編集したものです。
櫻井かすみ