【阪神JF】テリオスララは出世レース逃げ切った逸材 田島師「体が安定してきた」
今週は2歳女王を決める阪神JF(G1、芝1600メートル、8日=京都)が行われる。 関東馬テリオスララが2回目の京都へ参る。18年サートゥルナーリア、21年ダノンスコーピオンなどG1馬を輩出した出世レース、萩Sを逃げ切った逸材。同レースの距離が1800メートルになった02年以降で初めての関東馬の勝利だった。 田島師は「時計の克服と輸送をこなしてくれて、上がりのスピードもあった」と手放しでほめる。全休日明けのこの日は坂路で調整。引き締まった馬体で軽快に駆けた。師は「順調に来ています。見た目に大きな変わりはないけど体が安定してきた。レースでも最後の最後の苦しいところでも真っすぐ走れるようになっていた。能力は高いし、期待しています」と話している。