飲酒運転対策を強化、アルコールチェッカー「ALSmart」と社用車管理システム「Bqey」が連携
東海理化は12月12日、社用車管理システム「Bqey(ビーキー)」と連携可能なアルコールチェッカーのラインアップを拡充した。新たに連携したのは、エレコムの高精度燃料電池センサー採用アルコールチェッカー「ALSmart(アルスマート)」だ。 【画像全2枚】 ALSmartは、改正道路交通法施行規則に対応した小型アルコールチェッカーで、J-BAC(アルコール検知器協議会)の認定品である。アルコール以外に反応しにくい精度の高い燃料電池センサーを使用している。 社用車管理システムBqeyは、社用車管理の業務効率化とコンプライアンス強化を図るシステム。アルコールチェック義務化への対応に加え、運行記録や免許証、車検満了日等の情報をクラウドで一元管理できる。これにより、煩雑な管理業務から解放される。 多くの企業が紙やExcelによるアルコールチェックの運用を始めているが、実施や記録管理に大きな負担を感じている。Bqeyを活用することで、測定結果の自動入力とクラウド保存による省力化、写真撮影機能によるなりすまし防止、スマートフォンが車の鍵になるデジタルキー機能により、アルコール検知時に車の解錠を制限することが可能となる。 今回の連携により、ALSmartでのアルコール測定結果が自動的にBqeyのシステムに記録されるため、記録簿への手書きや保管の手間が大幅に削減される。これにより、業務負担の軽減と飲酒運転対策の強化が同時に実現される、としている。
レスポンス 森脇稔