リスク大きく儲からない”障害者の歯科治療”日本で最初に開業した男性(77)「おまえはダメだ」と言われた子供時代がバネに「人の役に立つ仕事がしたい」
保護者「楽しく演奏している姿を見て、本当にありがたいなぁと本当に幸せだなぁと本人も親もそう思っています」 おがた小児歯科医院 緒方克也さん「あの人たちの演奏聞きたいね、福岡市にはこの素晴らしい文化があると言われた時に私たちの活動は市民権を得たと思っています」 45年前、日本初の障害者歯科医院を開業、福祉事業まで手掛けるなど走り続けてきた緒方さん。 11年前に歯科医院の運営は後輩に譲りましたが、児童発達支援センターと障害福祉サービス事業所では、まだトップを務めています。 ■「医療が医療だけやっていてはだめ」 77歳を迎えた今、思い描く理想の社会とは? おがた小児歯科医院 緒方克也さん「どんなに重度な障害であってもダメな人はいない。それはダメにしてるのは社会であって、本人に責任はないと思いますね。医療が医療だけやっていたり、福祉が福祉だけやっていたり、教育が教育だけやっていたりのではなくて、やっぱりそれが一つになって、1人の人の幸せを支えていると言うことができるといいなとそういう社会とか組織だといいなと思っています」
RKB毎日放送