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【10位】アフリトス街のスズラン灯撤去=黒人文化団体の要請受けて
サンパウロ市リベルダーデ区エステダンテ街を下っていくと右側にある袋小路「アフリトス街(Rua dos Aflitos)」のスズラン灯が11月18日に撤去された。同20日が黒人意識の日であり、それに先立って行われた。 これは9月4日にブラジル日本文化福祉協会小講堂で発表された「エスプラナーダ・リベルダーデ」実施計画の中でも予告されていた。同計画はサンパウロ市市役所による地区再開発都市プロジェクトで、ラジアル・レステ高速道路上のリベルダーデ大通りの高架橋から大阪橋、三重県橋、上塚周平橋に蓋をして観光名所を作るもの。プロジェクトの総投資額は約3億3300万レアルを想定。 スズラン灯撤去は、この再開発計画とは別に、UNAMCA(União dos Amigos Capela dos Aflitos)という黒人文化保護団体が6年前から申し立て申請をしていた。同街の奥に位置するアフリトス礼拝堂再建を目標とする黒人文化団体(@aflitos.unimca)だ。