若年層はキャリア形成に悩み中、20代~40代の6割以上が「悩んだ経験がある」【ウィルオブ・ワーク調べ】
ウィルオブ・ワークは、「キャリア」に関する調査結果を発表した。20歳~49歳の就業経験がある男女514人が回答している。
キャリアに関する相談先は「家族・友人」など“身近な人”
まず「自分のキャリアについて悩んだ経験があるか」を聞くと、「ある」は65%で過半数が経験ありだった。「自分のキャリアについて悩んだ経験がある」と回答した514人に、「具体的にどのような内容で悩んだか」を聞くと、「給料が低い、見合っていない」43.2%が最多。以下「今の仕事を続けていけるか不安」42.3%、「数年後の自分のキャリアが見えない」40.2%が続いた。
次に「キャリアについて悩んだときに誰に相談したか」を聞くと、「家族」「友人」が同率45.2%で最多になり、「職場の同僚や先輩」33.9%を上回った。
一方で「キャリアについて相談したことがない」と回答した159人に「相談しなかった理由」を聞くと、「相談先がわからなかった」52.2%が特に多く、2位の「自分で考えたほうが早いと思った」27.0%の倍近かった。
なお相談先の選択肢として「キャリアコンサルタント」について聞くと、「まったく知らない」43.8%、「名称は聞いたことはあるが、詳しくはわからない」37.9%で認知率は低い。「キャリアコンサルタントについてどのようなイメージを持っているか」では、「料金が高そう」44.6%、「気軽には相談できなさそう」34.3%が上位の一方で、「親身に相談に乗ってくれそう」24.6%も一定数存在した。
調査概要
・【調査対象】就業経験のある20歳~49歳の男女 ・【調査方法】オンライン上でのアンケート調査 ・【調査時期】2024年10月15日~10月17日 ・【有効回答数】514